盤A／ジャケットA 和歌山県出身のボディビルダー、坂口賢三さんの1976年発売、歌手デビュー・シングル「つよがり」です。これ以外にも何枚かレコード・リリースがあり、この風貌からレコード好き界隈のごく一部では面白記憶に残る方として知られていましたが、本業のボディビル界では1973～1976年のミスターオールジャパンコンテストで4年連続の1位に輝くというすごい経歴の持ち主であることからその名が知られていたようです。晩年は大阪市でこの「つよがり」の名前を冠したスナックを経営されていたとか。 イントロが柏原よしえの「ハローグッバイ」に激似でうっかり〽紅茶の美味しい喫茶店♪と歌いそうになってしまいますが、こなれた水っぽい歌いっぷりと中盤からの立て板に水のような流れる展開がたまらないグルーヴィ・スナック歌謡。カウンター越しに歌っていただきたい感じ、わかりますか。リコーダーの寂しげな音色もいいアクセント。作詞：星野博志、作曲：川口正浩、編曲：竜崎孝路。 坂口賢三「つよがり」 試聴ファイル： https://tinyurl.com/2tahzctn 元ミスター・オールジャパン・ボディビルダー 【坂口賢三】 IFBBプロオールジャパン'75'76' https://youtu.be/SHfyZojA8Ww

盤B（フチに一部熱ダメージ※）／ジャケットB（書込み） コロムビア制作の行進曲レコード〝POP HIT MARCH〟シリーズから、中山美穂「WAKU WAKUさせて」と荻野目洋子「六本木純情派」のマーチ化バージョンを収めたシングル盤が到着！ BPM140と148ということでどちらもなかなか早足のテンポのユーロ・マーチ。シンセサイザー・マスターとしても知られる淡海悟郎センセイのアレンジで、バッキバキに決めてド派手に入場したいッ！！！ ※盤のふちに一部熱ダメージが出ていてリード無音部分に少しノイズ出ます（試聴音源、リード部分も録音していますのでご確認ください）。曲が始まればそんなに気になりませんでした。 コロムビア・オーケストラ「WAKU WAKUさせて」 試聴ファイル： https://tinyurl.com/26dnd9mx コロムビア・オーケストラ「六本木純情派」 試聴ファイル： https://tinyurl.com/y6fhyuhx

盤B／ジャケットB　コンパクト盤（33RPM） 50～60年代エキゾチカ・ブームを牽引したひとりと言えるでしょう。アフリカ系アメリカ人のボンゴ奏者、チャイノ LEON ”CHAINO” JOHNSON が1959年にリリースしたモンド・アフロ名盤「JUNGLE ECHOES」（数年前にイタリアでリイシューされてましたね）からの4曲を収録したコンパクト盤「野性の叫び」が新着です。日本では1966年の発売。 トライバルなパーカッションのうねりの上を緊迫する男女の息遣いが支配する夜のアフロ・グルーヴ「ジャングルの叫び The Jungle Chase 」や、効果音を使用せずより研ぎ澄まされたプリミティヴ・アフリカン・ドラムを聴かせる「ジャングル・ドラム・ヴァリエーション Jungle Drums Variation 」の他、「ザ・リンボ The Limbo 」「ジャングルの迷路 Safari Jungle Maze」の圧倒的な4曲を収録してます。 The Jungle Chase https://youtu.be/H71wevizKHo?si=FUZu1Gy_Bt1OFYnU Jungle Drum Variations https://youtu.be/QdbH-_dU09s?si=DQLgtMZmoSVC4nXS The Limbo https://youtu.be/BOlHdggTYt4?si=bi2kBXdCfSsmJzYR Safari Jungle Maze https://youtu.be/W8OlF1qMXFY?si=fQZriPUFNYE0rJ2b

盤B+　ジャケットB+ 1970年に制作された小学校ダンス用レコードです。完全にプログレッシヴ・ロックにリンクしちゃった「大雨の町」に痺れました。 ※試聴「大雨の町1」：https://tinyurl.com/4vz4smrc ※試聴「大雨の町2」：https://tinyurl.com/36vnrscy サスペンス映画のサントラか、アフロディーテのピンク・フロイドかってな具合。いずれにしろこれでダンス出来た小学生は存在したのでしょうか…。新室内楽協会の演奏、既に電子音楽的アプローチも見られるのですが、これじゃない！と思いながら佇むトミタを感じてしまいます。 B面「私の観察」のほうが少し踊れそうな小品。こちらも電子音楽的要素を多分に感じさせつつも、頭の中に鳴る音を完全に表現できないもどかしさが同時に伝わります。 ※試聴「私の観察1」：https://tinyurl.com/7szcwywt 諦めたわけではないのでしょうが終盤のパートはある意味ソフトロック化してます。 ※試聴「私の観察2」：https://tinyurl.com/mpukfv4a このレコードリリースの1年後、冨田勲は米国からムーグ・シンセサイザーを個人輸入し栄光のRCA時代へと突き進むことになるのです。 ジャケット少々シミ、盤薄いスレ少しだけ。珍しいと思います。

盤A　ジャケットA 太平洋クラブライオンズもの。音頭なA面も良いですが、子門真人が歌うB面「ぼくらの憧れライオンズ」のほうが受け継がれている気がする～ https://youtu.be/bULnYuBC6mw