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【7"】平浩二/ いつか男は去って行く (TEICHIKU)

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盤B+／ジャケットB（右下価格部分ぬりつぶし）

ブレイク直前の平浩二。1972年発売の6thシングル「いつか男は去って行く」です。ちなみにおよそ半年後にリリースされる7枚目のシングルが「バス・ストップ」。
両面とも作詞：なかにし礼、作曲：筒美京平、編曲：高田弘の作品で、1970年に川辺妙子が発表した楽曲のカバーです。川辺版では筒美京平が編曲も担当。しっとりと情緒豊かな歌謡曲だったのに対し、平版ではコーラス：シンガーズ・スリーのクレジットがきらりと光る〝バカラック演歌〟とでも表したい美しいアレンジに。平浩二の糸を引くようなヴォーカルとシンガーズ・スリーの相性も芳しい。
B面「行きずりの女」は川辺妙子バージョンがいわゆるひとつの和モノ・グルーヴ歌謡名曲として既に有名ですが、こちらもリアレンジ・バージョンが大健闘！ロッキン・ギターを配したイントロは「ビューティフル・ヨコハマ」オマージュなのかなという気もしますが、柔剛とも非常に抑制の効いた端正なヴォーカルで硬派に歌い上げておられ感激。平浩二作品としても名曲だと思います！

いつか男は去って行く
https://youtu.be/24i4QXiWzV0?si=8L3IQyo-jsghp1rm

平浩二 / 行きずりの女 (Kōji Taira / Yukizuri no On'na "A Woman Who Goes By")
https://youtu.be/vEuC5u-gaik?si=OyeOVE3-sBV1AVh_